近鉄レジャーサービスが運営する「志摩スペイン村」(志摩市磯部町坂崎、TEL 0599-57-3333)で3月1日、魔法体験アトラクション「不思議の国のアリス」、スパニッシュミュージカル「マルクの恋人」、フラメンコショー「フラメンコ-フラメンコ」などが始まった。
志摩スペイン村は今年4月22日で開園13年目を迎え、昨年度までの入園者数は延べ2,862万人を数えた。来年度は170万人の入園者を目指している。
新アトラクションは、「不思議の国のアリス」をテーマに「魔法の杖」を持って冒険するウオークスルータイプ。「魔法の杖」を振って炎を操ったり、モンスターを退治したりする内容。料金は400円で、パスポートが利用できる。同アトラクションの年間目標入場者数は60万人。
スパニッシュミュージカルでは、のどかなスペインの片田舎で繰り広げられる恋の物語をコミカルに演出、1日2回上演を行う。無料。フラメンコショーでは、スペインフラメンコ界のホープ、ホセ・バリオスさんに構成、振付けを依頼し、本格的なフラメンコショーを繰り広げる。ワンドリンク付き、当日予約制で料金は500円。パスポートは利用できない。
同社の丸山隆司社長は「入園者の6割が伊勢志摩の他の施設を利用、4割はスペイン村だけを目的にやって来ている。周遊パス『あそばんせ』の利用を促進し、伊勢志摩地域の観光客増加につなげたい」と話している。
入園料は、大人・シニア=2,800円、中人=1,800円、小人=1,200円。パスポート大人=4,800円、シニア・中人=3,800円、小人=3,200円