伊勢市出身小学6年生(11)の上田竜大(りゅうた)選手が5月19日・20日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市)国際南コース(1周1.264キロ)で開催された「FP-Jr CHALLENGE KART RACE in SUZUKA(FP-Jr)」に出場し、最終日の決勝レースで初めてのリタイアを経験した。
19日、タイムトライアルレースで1周55.808秒(平均時速81.54キロ)をマークし33人中1位に。ポールポジションで予選レースに臨んだが、4周目の第4コーナー手前で後続選手のプッシングによりスピンし25位まで順位を落とした。臨む決勝レースでは快調な走りを見せ、3周目の最終コーナー手前までに13台を抜き12位まで追い上げたが、最終コーナー手前で他の選手のカートと接触し、ホイールとタイヤに穴が空き走行不能となり、リタイアすることに。
結果、友人で宿敵の12歳静岡出身の石田ジョー選手が11分14.919秒(平均時速80.91キロ)の成績で優勝した。上田選手は「今回はいい経験をした。走れたらもっと抜けたかも。次回優勝できるように頑張りますので応援よろしくお願いします」と話す。
同じ伊勢市出身、中学2年生の三宅淳詞(あつし)選手(13)は同コースを12周11分28.367秒で走り、7位に入った。