志摩市阿児町の国府（こう）ビーチで開催中の「第47回全日本サーフィン選手権大会」（8月22日～26日）の試合の様子や注目選手などのインタビューを交えた特別番組が現在、ユーストリームでライブ配信されている。　

全日本サーフィン選手権大会をUstreamでライブ配信

　会場Aポイントとインタビューブース、MCブースに、それぞれ3台のカメラを設置しライブ映像を配信する。同大会広報部長の菊池雪秀さんは「ユーストリームによるライブ配信は今大会が初めて。実はこのライブ配信も1カ月前に決定したばかり」と打ち明ける。

　菊地さんは「番組をオンラインで観戦した延べ人数は、初日が2万7,054人、2日目が4万1,825人とまずまず。同時にアクセスした最大数も2000人を超える勢い。今大会は、一堂に1000人近くの選手が戦う大会規模としては全国一で世界的にみても大きな大会になる。アクセス数が増加しているのは多くの人が関心を示している証し」と説明する。

　サーフィンに精通するDJの宇治田みのるさんとプロサーファーの間屋口香さんがメーンMCを担当し、地元プロサーファーで、今年4月にパナマで開催された「ISA世界ジュニア選手権大会」アンダー16で銀メダルに輝いた仲村拓久未さんもゲストスピーカーとして解説に加わる。

　「フェイスブックやツイッターでの応援メッセージもたくさん入ってきている。ハッシュタグ『#namiaru』を付けていただき参加していただければ」（菊地さん）とも。

　24日は、ガールズ、キッズ、ボーイズ、ジュニア、BBメン、BBウィメンのファイナルがあり表彰式が、最終日26日は、メン、シニア、マスター、Gマスター、カフナ、ウィメン、シニアウィメン、ロングメン、ロングマスター、ロングウィメン、支部長、ロイヤルのクラスのファイナルと表彰式があり、全日程を終え閉幕する予定。

　現在、台風15号の影響による南よりのうねりが同海岸に入ってきているため、明日以降の波にも期待が集まっている。ライブ配信は、ヒートが始まる7時ごろからヒート終了まで。