暮らす・働く

ベトナムとタイの女子大生が志摩の海女になる-フェイスブックで世界へ発信

ベトナムとタイの女子大生が志摩の海女になる-フェイスブックで世界へ発信

ベトナムとタイの女子大生が志摩の海女になる-フェイスブックで世界へ発信

  • 0

  •  

 ベトナムとタイ出身の三重大学(津市)に通う女子大生4人が8月25日、真珠イカダ浮かぶ英虞湾で海女になるための特訓を現役で活躍する地元海女から習った。

なかなか潜れず足をバタつかせる見習い海女たち

[広告]

 「海女まるごと体験」と題した同事業は、「海女(文化)」のユネスコ世界無形文化遺産登録を目指し今年6月に設立された海女振興協議会(事務局=志摩市、 石原義剛会長)の事業の一環で、世界に「海女」を知ってもらおうと、まずは東南アジア圏を中心に4人が普段利用するフェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用し、情報発信するのが狙い。

 タイ出身のニチャポーン・ウィセートチョーティグール(PuiFai Nichaporn)さんとワリッター・セーテー(Warittha Saetae)さん、ベトナム出身のグエン・ポォ・ホアン・ビー(Hoang Vy)さんとヴー・ミン・クイエン(Quyen Vu)さんらは22日から26日までの5日間、合歓の郷ホテル&リゾート(志摩市浜島町)に宿泊し、海女とその暮らしについて学んだ。

 初日は、昔の海女についての映像を見た後ウエットスーツの試着などを行い英虞湾が一望できる横山展望台に登った。2日目は、ミキモト真珠島(鳥羽市鳥羽)で真珠と海女の関係について学んだり同島の海に毎日潜る観光海女たちに話を聞いたり、海の博物館(鳥羽市浦村町)でより深い海女文化について学んだ。3日目は、志摩町御座の真珠加工体験をしたり本物の海女たちの実際の水揚げ風景などを見学した後、4日目の今日の海女体験のために志摩自然学校(同市大王町)で潜水の練習を行った。

 4日目の朝、黒のウエットスーツに身を包んだ4人は、水中メガネや足ヒレ、ウエイトの付け方などを「先輩海女」から教えてもらいながらから装着し、水深約3メートルの英虞湾の海の中に入って、素潜り漁を体験した。

 今回は実際にアワビやサザエを自分で探して捕るのではなくあくまでも疑似体験。あらかじめ準備しておいたサザエを海に放り投げると準備完了、素潜り漁のスタート。4人は、先輩海女の手ほどきを受けながら潜ってみるが足ヒレをバタつかせるだけでなかなか潜れず苦労していた。中には息が続かず苦しみながら水面から顔を出す人もいた。やがて海の中でのバランス感覚を覚え、こつをつかんでサザエを捕れるようになると、水面から顔を出し笑顔でそれをみんなに披露した。

 最終日26日は、今回の体験発表会が同ホテルで行われる。

伊勢志摩経済新聞VOTE

現在お住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース