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伊勢エビ漁始まる、初日の和具市場漁獲量は801キロ-伊勢志摩の浜辺活気づく

伊勢エビ漁始まる、初日の和具市場漁獲量は801キロ-伊勢志摩の浜辺活気づく

伊勢エビ漁始まる、初日の和具市場漁獲量は801キロ-伊勢志摩の浜辺活気づく

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 三重県の魚にも指定されている伊勢エビの漁が解禁となり10月4日、今シーズン初の水揚げが行われた。海から水揚げされ朱色の網にかかった伊勢エビを丁寧に取り外す作業が伊勢志摩の浜辺のあちこちで行われ、港が活気づいた。

伊勢エビ漁が始まり、港が活気づく

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 毎年10月1日に解禁される伊勢エビ漁だが、今年は台風17号の影響で3日が事実上の解禁日に。3日に刺し網を掛けるため、4日が初水揚げとなった。

 この日県内で最も漁獲量の多い和具漁港(志摩市志摩町和具)では、25隻の船が夜明け前に前日に掛けた網を引き上げるために出港し、7時過ぎに戻った。港では作業員たちが網から1匹ずつ丁寧に伊勢エビの足やヒゲを折らないように取り外していた。

 2011年度の日本の伊勢エビ総漁獲量は1193トン。県別では213トンの千葉県に次いで三重県は208トンで2位につけている。2011年度の志摩市全体の漁獲量は81トンだった。

 作業に精を出す女性は「また伊勢エビの季節になったな~。和具の伊勢エビは日本一やから」と誇らしげ。網には伊勢エビのほかにブダイやハコフグ、5キロ以上あるブリの子ども・ワラサもかかっていた。

 三重外湾漁業協同組合志摩支所(同)によると、この日の和具漁港の水揚げは801キロ。例年よりも豊漁だったという。同支部和具青壮年部では、一般に伊勢エビのことをもっと知ってもらおうと毎年「伊勢エビ刺し網オーナー」を募集し人気を博している。今年も10月20日、オーナーと一緒になって水揚げ体験などを行う。

 伊勢エビ漁は来年の4月下旬まで続く。

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