伊勢志摩ゆりパーク(志摩市磯部町穴川511、TEL 0599-55-3473)が3月31日に開園。7月上旬までの期間、ユリやチューリップなどの花が鑑賞できる。
同パークは2004年にオープンし今年で4年目。44,000平方メートルの敷地に、400種類70万本のユリ、100品種30万本チューリップが植えられている。昨年度の入園者数は65,024人。うち三重県内からの入園者が約4分の3を占め、残り4分の1が県外から。期間中のリピーターも年々増えているという。
昨年試験的に5万本を植えたチューリップが好評だったため、今年は30万本を植え、4月30日まで「チューリップまつり」を開催する。入園料も「チューリップまつり」期間中は半額。艶やかな赤の八重咲きチューリップ「シャトー」が見ごろだという。
同パークを管理運営するアスセナ(同)の羽根泰郎社長は「昨年植えたチューリップが好評だったため今年は30万本にし、ユリとともに楽しんでもらえるように準備した。チューリップが咲き終わるころユリが咲き始めるように植えたが、暖冬の影響でユリの開花も早まりそう。4月後半にはチューリップとユリを同時に鑑賞できるチャンスが来るかも。4月末まで半額で入園できるのでたくさんの人に来てもらえれば」と話している。
「チューリップまつり」の期間中と5月1日~6月20日に開催予定の「ゆりまつり」の期間中、優勝賞金が5万円の写真コンテストも企画、参加者も募集する。入園料は、大人=1,000円、小人=300円。営業時間は9時~17時。期間中は無休。パーク外にユリやチューリップの鉢植えなど購入できる直売所もオープンしている。