伊勢を中心にライブ活動を行っている鳥羽市出身のシンガーソングライター「etsuco(エツコ)」さん(29歳)が4月17日、初のミニアルバム「わすれもの」をリリースする。流通は、レコード会社KSR(東京都品川区)、所属レーベルは、MORE(伊勢市宮川)。
鳥羽のシンガーソングライター「etsuco」さんが4月17日、初のミニアルバム「わすれもの」をリリース
「久しぶりに会った友人に『昔から歌手になるっていってたよね。夢がかなってよかったね』と祝福されてびっくり。人に歌手になるとか言った覚えなかったのに…」と最近あったエピソードを話す etsucoさん。「STAND UP!! あきらめちゃいけない ここから踏み出そう初めの一歩 困ったら背中を押すから NEVER GIVE UP!! 夢を追いかけて行こう」とリフレインする曲は、23歳のetsucoさんが当時の思いをつづった同アルバムのリード曲「STAND UP!!」だ。
etsucoさんは「私は23歳で伊勢のクラブ『RHYTHM(リズム)』(伊勢市佐八町)のステージから一歩踏み出した。今ではもう30歳手前になってしまったから、(歌手への夢をあきらめないでいることは)本当は不安だし怖い。でも私にも踏み出せた一歩だし、今もまだ踏み出せているから、『みんなも絶対絶対踏み出せるんだよ~』って伝えたい」と曲への思いを打ち明ける。「『STAND UP!!』はみんなの力になりたい。と思って作った応援歌。今でも音楽で悩んだりくじけそうになることがたくさんあるが、そんな時は自分でもこの曲を聞いて、また頑張ろうって思って元気をもらっているから、自分のための応援歌でもある」と話す。
「映画『天使にラブソングを2』に出演していた歌手のローリン・ヒルさんの歌う姿を見たのが、歌手になりたいと思ったきっかけ」とetsucoさん。松阪市出身の西野カナさん、四日市市出身のMs.OOJAさん、津市出身のAZUさんは「三重の歌姫」として活躍する女性シンガーだ。etsucoさんは「私も(三重の歌姫として)続いていく」と目を輝かせる。
CDには全8曲を収録、等身大の自分を通して思いを込めた全曲はetsucoさんによる作詞。収録曲「いつか…」は、AIやMs.OOJAなどのプロデュースを手掛けるJiNさんによる作曲。ET-KINGやSEAMOなどのアーティストの作曲や編曲に関わったGRPさんらが、etsucoさんが作曲した曲をアレンジして完成させた。西野カナさんの「esperanza」の作曲やDJを務めるMassさんによる「STAND UP!! DJ Mass Remix」の1曲は、iTunesからのアルバムダウンロードだけに付く特典。
さらに、火曜から日曜までの深夜放送の通販番組「ポシュレデパート深夜店」(日本テレビ)、毎週金曜深夜0時58分からの「ミュージックドラゴン」(同)、毎週月曜深夜0時20分からの「キングコングのあるコトないコト」(名古屋テレビ)などの番組のエンディングテーマ曲に「STAND UP!!」の採用が決まった。そのほか、地元レディオキューブFM三重(津市)やSuzuka Voice FM(鈴鹿市)、PORT WAVE(四日市市)でのパワープレーナンバーに、15日にはFM三重のニューカマーアーティストとして生出演。20日には、RHYTHM でアルバムリリースパーティーを開催する。
価格は、CD(全8曲収録)=1,500円、iTunesによるアルバムダウンロード(全9曲収録)=1,200円。