陸上自衛隊明野駐屯地・航空学校(伊勢市小俣町)の「航空祭」が10月20日、同地と同地上空で開催される。陸上自衛隊が装備する主要ヘリコプターのほとんどが展示されるため、毎年多くのヘリコプターファンやミニタリーファンが集結する。
駐屯地開設58周年・航空学校創立61周年を記念する同祭。オープニングセレモニーでは、同地所属のヘリコプター24機による祝賀編隊飛行、同校操縦教官によって同祭のためだけに特別編成される幻のチーム「明野レインボー」によるアクロバティックな飛行展示が行われる。
そのほか、輸送ヘリコプターCH-47JA(チヌーク)への体験試乗(先着1000人)、フライトシミュレーターやナイトビジョンゴーグルなどの体験ブース、中部方面音楽隊による演奏、自衛隊員による模擬店などを予定。
1972(昭和47)年、観測ヘリコプターOH-6D(オスカー)3機によるアクロバティックで華麗な飛行を見せつけセンセーショナルにデビューした「明野レインボー」だが、今年からはOH-6Dが全てTH-480B(エンストロム)に代わり、新生「明野レインボー」が新たなデビューを飾る。新生「明野レインボー」の編成は、TH-480B=5機、観測ヘリコプターOH-1(ニンジャ)=2機、対戦車ヘリコプターAH-1S(コブラ)=1機、戦闘ヘリコプターAH-64D(アパッチ)=1機、同UH-60JA(ブラックホーク)=1機。
開催時間は10時~15時(開門は8時)。当日は、近鉄明野駅から無料シャトルバス(8時~)が運行される