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「赤ナマコ入りたこ焼き」始めました。-志摩市・英虞湾でナマコ漁が本格化

「赤ナマコ入りたこ焼き」始めました。-志摩市・英虞湾でナマコ漁が本格化

「赤ナマコ入りたこ焼き」始めました。-志摩市・英虞湾でナマコ漁が本格化

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 志摩市磯体験施設 「海ほおずき」(志摩市浜島町、TEL 0599-53-1002)の体験メニューとして、昨年期間限定で試験的に実施した「赤ナマコ入りたこ焼き」が今年から正式にメニューに加わった。真珠養殖盛んな英虞湾で赤ナマコの水揚げが本格化したからだ。

炭火で「赤ナマコ入りたこ焼き」作りを体験

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 浜島地区では11月1日からナマコ漁が始まったが、当初は青ナマコが中心。水温が下がってくると赤ナマコの出荷が増加する。志摩地方では一般的に赤ナマコが重宝がられ値段も高い。黒ナマコはほとんど取っていなかったが中国料理の干しナマコの需要の増加に伴い近年水揚げ量も増えている。浜島漁協市場(同)には、周辺地区からのナマコが集中し、他地区の市場の価格よりも高く取引されている。

 「赤ナマコ入りたこ焼き」は、通常のたこ焼きに浜島産の天然ナマコをぶつ切りにして入れたもの。炭火とたこ焼きプレートで客が作るという体験メニューで材料は全て同施設が用意する。昨年ナマコシーズンが終了する直前の約1週間に、「ナマコを最後まで楽しんでもらおう」と同施設所長の井上雅平(まさひろ)さん発案し実施したが、わずか1週間にも関わらず体験した客は多く、評判も上々だったという。

 井上さんは「昨年試験的にやってみたが、浜島産のナマコをPRするには絶好の体験だったと感じ、今年は赤ナマコの出荷が始まったらすぐにやろうと決めていた。体験者の感想は、『気持ち悪いイメージのナマコの食感が面白く、味もとてもおいしくそのギャップがいい』とか、大阪在住で『たこ焼きは(生活の一部で)当たり前』という客にも『これはいい。アリアリ』などとお墨付きをもらい自信を持った」と話す。

 具材には、小麦粉で作ったベースに、ネギ、キャベツ、ベニショウガ、トロロイモなどを入れ、天然の浜島産の地ダコとナマコが入る。「赤ナマコ入りたこ焼き」体験は18個入り(ナマコ、タコも各18個)1,000円。当日の朝までの予約が必要。「1~4人用になるので、ご家族やグループで楽しんでいただければ」(井上さん)とPRする。

 同施設の営業時間は9時~16時。火曜定休。同体験メニューは3月31日まで。

伊勢志摩経済新聞VOTE

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