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志摩で「ナマコ茶漬け」人気-「黒ナマコ・青ナマコ・赤ナマコ」早口言葉でもう一品

志摩で「ナマコ茶漬け」人気-「黒ナマコ・青ナマコ・赤ナマコ」早口言葉でもう一品

志摩で「ナマコ茶漬け」人気-「黒ナマコ・青ナマコ・赤ナマコ」早口言葉でもう一品

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 地元浜島港で水揚げされる新鮮な魚介類をメーンに提供する磯料理「ヨット」(志摩市浜島町、TEL 0599-53-0486)の「ナマコ茶漬け」が人気を集めている。

磯料理「ヨット」の「ナマコ茶漬け」が人気

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 伊勢エビやアワビを中心に、カツオやブリ、アジやイワシなど地魚の刺し身、アッパッパ貝とも呼ばれるヒオウギ貝やカキ、オオアサリなどの焼き貝など地元産にこだわる同店。創業は1969(昭和44)年で、今年6月に45周年を迎える。

 「ナマコ茶漬け」は英虞湾で取れた新鮮な赤ナマコを使い、内臓を取り除きスライスしたものをご飯の上に載せ、熱々のカツオだしベースのヨット特製だし汁を掛け、刻みネギと青ノリ、ワサビをトッピングしたもの。価格は700円。

 店主の岩崎博光さんは「ナマコ茶漬けは父でもある先代が約25年前に考案したもの。初めてお客さまに試食で食べてもらったときには『え~(おいしくないでしょう?)』と嫌そうな顔をされたが、食べていただいたら、『これはいける』と太鼓判を押していただき、それ以来当店の冬の定番メニューになり、ほかのお客さまにも喜んでいただいている」と話す。

 「ナマコは冬が旬で、身も柔らかくおいしい。特に『アカ』が柔らかい。熱々のだし汁を掛けるとナマコの身がさらに柔らかくなり不思議な食感が楽しめる。一方、暖かくなってくると身が少し固くなってくるので、お薦めは2月中の今が一番」と岩崎さん。四日市から定期的に同店に訪れるという女性客は「ヨットのホームページを毎日見ていると、食べたくて食べたくて仕方なくなり、電車に乗ってついつい来てしまう(笑)。ナマコ料理は普通ナマコ酢くらいしか考えられないのに、お茶漬けにしてしまうなんて…。最初に食べたときはびっくりした」と話す。

 「ナマコネタということで、今年からナマコ漁が行われている冬季限定の来店客へのサービスとして、早口言葉で『黒ナマコ・青ナマコ・赤ナマコ』と3回詰まらずに言えた人に、地元産のアオサが入ったご当地アイスを1品プレゼントしている。是非チャレンジしていただければ」とも。

 営業時間は11時~18時。火曜定休。

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