そば料理をメーンにバル(居酒屋)メニューもそろえた飲食店「蕎麦バル 伊勢外宮前蕎麦」(伊勢市本町、TEL 0596-29-3911)が12月21日、伊勢市駅前にオープンした。
伊勢に「蕎麦バル 伊勢外宮前蕎麦」開店。「牛肉つけ蕎麦」人気
伊勢神宮外宮(げくう)まで約400メートル、最近女性たちに人気の伊勢神宮の別宮・月夜見宮(つきよみのみや・つきよみぐう)まで約270メートルの位置に店舗を構えた同店。オーナーの西井一浩さんは「外宮さんにも月夜見さんにも近い場所で、気軽にそばを楽しんでもらえるように」と話す。
メニューは、多気郡多気町で生産される粘りの強い「伊勢いも」をすりおろし卵の黄身を載せた「月夜見蕎麦」(800円)や、ごま油の効いたオリジナルのつけだれに牛肉、ネギ、のりなどを載せた「牛肉つけ蕎麦」(700円)のほか、「かけ蕎麦」(490円)、「きつね蕎麦」(650円)など。
バルメニューは、そば粉で揚げた「とり皮そば粉揚げ」や「外宮前蕎麦風ねぎ焼き」(以上500円)などのフード、元坂酒造(多気郡大台町)の生酒「酒屋八兵衛」(600円)、若戎酒造(伊賀市阿保)の冷酒「義左衛門」(700円)や、生・瓶ビール(450円)、酎ハイ(400円)などのドリンク類を用意した。
西井さんは「伊勢神宮ブームで外宮さんに多くの人が参拝に来るようになり伊勢市駅前も賑やかになってきた。月夜見さんへも多くの女性が訪れているが(絶対数では)まだまだ少ない。月夜見さんまでの通りが元気になれば」と期待を込める。
毎月末には「晦日(みそか)蕎麦」(800円)を限定で提供する。「オープンして最初の晦日蕎麦が大晦日で、年越しそばにも当たるため、どれだけの人が来るのかとても不安。今回は鳥羽産のブランドカキ『浦村かき』が載る『牡蠣蕎麦』。ぜひとも年越しそばは当店に」と呼び掛ける。
営業時間は11時~23時。水曜定休。