パリやミラノコレクションなどで活躍する17歳のファッションモデル・松岡モナさんが11月12日~15日、「伊勢志摩サミット」開催予定地の志摩市阿児町賢島を訪れた。
15歳・高校1年でミラノコレクションデビューした松岡さんは、16歳でファッション雑誌「VOGUE」の読者をインスパイアする女性たちに贈る「VOGUE JAPAN Women of the Year 2014」を受賞し、パリコレクションにもデビューする。17歳となった現在は、ミラノ、パリのほかロンドン、ニューヨークのコレクションにも出演するなど、世界を股にかけるトップモデルの一員になった。資生堂やソニー、ユニクロ、ブルボンなど数々のテレビCMにも出演している。ボン・イマージュ(東京都港区南青山)所属。
来年5月26日・27日に開催される主要国首脳会議「伊勢志摩サミット」が開かれる予定の賢島を松岡さんが訪れた理由は、賢島に唯一ある広域通信制高校の年に一度のスクーリングに参加するため。今年高校3年生の松岡さんには、卒業に必要な単位がかかった重要なスクーリングで、英虞湾に浮かぶ離島・間崎島の宿泊施設に宿泊しながら朝9時30分から夕方18時まで授業を受けていたという。
松岡さんは「高校のスクーリングは今回で3回目。賢島はとても美しく好きな場所の一つになった。スクーリングに参加するとたくさん友だちができるので楽しい。特別活動の一環で志摩スペイン村(志摩市磯部町)にも2回行くことができた。先生方はとても親切で『私を卒業させたい』という思いを感じて、それに応えなければと一生懸命頑張った」と話す。
「卒業できたらニューヨークに住む予定。来年2月に18歳になるので、18歳以上からでないと出ることができない『ビクトリア・シークレット』のファッションショーに出たい」と意欲を見せる。