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「三重のスロー食堂II」 スローな飲食店ガイドブック発行

「三重のスロー食堂II」 スローな飲食店ガイドブック発行

「三重のスロー食堂II」 スローな飲食店ガイドブック発行

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 三重の季刊ローカル誌「NAGI」を発行する「月兎舎(げっとしゃ)」(伊勢市馬瀬町)が12月、食の安心・安全にこだわる三重県内のレストランを紹介するガイドブック「三重のスロー食堂II」を発行した。

【その他の画像】「三重のスロー食堂II」の中身

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 同書は、2012年に同様のコンセプトで発行した「三重のスロー食堂」の第2弾最新版。同社編集室が「スローである」と認めた三重県内の、地野菜カフェ(29店)、地物レストラン(21店)、地魚料理・寿司(15店)、手打ちそば(8店)、焼きたてパン(10店)、大人の珈琲店(13店)の計96店を紹介。

 坂美幸編集長は「第1集と違うのは、チェーン店やコンビニコーヒーでは味わえない一杯の高みをめざす職人的店主やゆっくりアロマを楽しむ専門店が地域になくてはならないとの思いから、原料を遠くから輸入するコーヒーショップを加えた」と説明する。

 広域伊勢志摩圏からは、伊勢市の「喜心(きしん)」(吹上)、「野菜食堂ななかまど」(黒瀬町)、「食堂カフェ いちしな」「COBO pan(コボパン)」(船江)、「ボンヴィヴァン」「ブータントラン」「ココット山下」「鉄饌(てっせん)」「浜与本店 外宮前店」(本町)、「カンパーニュ」(勢田町)、「ラ・ミア・ヴィータ」「おくやま」(桜木町)、「グリル片山」「ミルポワ」「豚捨 外宮前店」「たなか」(岩渕)、「野杏(のあん)」(一之木)、「伊な勢」(神久)、「横丁 君家」(宇治中之切町)、「ごはん屋 soul満」(神田久志本町)、「才屋」(宇治今在家町)、「柿右衛門」(旭町)、鳥羽市の「ミュゼア」(鳥羽)、志摩市の「ブーゲンビリア」「暁(あかつき)」(阿児町)、「いかだ荘山上」(磯部町)、多気郡の「まめや」「にこぱん」「B's shoP(ビィーズ・ショップ)」(多気町)、度会郡の「みや古」「隠れ家 風(ふう)」「茶夢待夢(さむたいむ)」(玉城町)、「こんぺいとう」(大紀町)が選ばれた。

 坂編集長は「NAGIでは、地産地消に積極的な生産者や調理人を『スロー』であるととらえて取り上げてきた。工業化された『ファスト』な食品は安価で品質も一定だが、地域から個性と活力を奪い、やがては健康被害を及ぼすかもしれない。今後も『持続可能な暮らしのあり方』を探って取材を重ねて行きたい」と話す。

 価格は1,080円。三重県内の主要書店、道の駅などで販売している。

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