
広域通信制高校の「代々木高校」(志摩市磯部町)の入学式が4月5日、志摩市磯部生涯学習センター(同)で行われた。
同校の本年度の全入学者数は361人(4月5日現在)で、夏草本校には24人の新入生が緊張した面持ちで入学式に出席した。
一色真司理事長は「当校は、皆さんの夢の実現、理想の自分になるためのサポートをする学校。卒業式で卒業証書を受け取るときに、どんな自分になっていたいかを今から思い描いてほしい。人と違うことを不安に思わず多様性の素晴らしさを学び自信を持ってほしい。少しの勇気を持ってほしい」と話した。
清水宝文(たかふみ)校長は「全校生徒の定員は創立当初800人だったが現在は1400人に。本年度さらに定員増の申請を検討している。通信制高校の良さが社会に理解されるようになったことも増員を重ねている要因の一つかもしれない」と説明する。
同校は、本年度の家庭科の授業から、地元プロの料理人を講師に招き、包丁の研ぎ方から始まり、だしの取り方など、本格的な料理の基礎を学ぶ予定。