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伊勢で映画「ペイル・ブルー・ドット」上映会 監督との対談イベントも

伊勢で映画「ペイル・ブルー・ドット」上映会 監督との対談イベントも

伊勢で映画「ペイル・ブルー・ドット」上映会 監督との対談イベントも

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 ドキュメンタリー映画「Pale Blue Dot(ペイル・ブルー・ドット) 君が微笑(ほほえ)めば、」の上映会と西嶋航司監督との対談イベントが4月29日、伊勢市生涯学習センターいせトピア(伊勢市黒瀬町)で開かれる。

【その他の画像】ドキュメンタリー映画「Pale Blue Dot」上映会

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 「Pale Blue Dot」とは、1977(昭和52)年にNASAが打ち上げた宇宙探査機ボイジャー1号が、1990(平成2)年に、60億キロ離れた太陽系の縁に達したかなたから見た地球の姿を撮影した一枚の写真を、アメリカの天文学者カール・セーガンさんが見て例えた言葉。本作では、広大な宇宙の中で、かけがえのない「青い点」として浮かぶ「水の惑星=地球」を俯瞰(ふかん)して見ることの大切さ、森羅万象、科学者・神道家からのメッセージを通して命について問いかける。

 同作は、光を使って水分子の状態を解析する「アクアフォトミクス」の分野を切り開いた神戸大学教授のツェンコヴァ・ルミアナさん、ボイジャーの打ち上げにも従事し、鈴鹿短期大学名誉学長を務める理論物理学者の佐治晴夫さん、水の神様を祭り、神道を通して命の本質に臨む天河大辨財天社(天川村)名誉宮司の柿坂神酒之祐さん、同神社宮司の柿坂匡孝さんが出演するドキュメンタリー映画。映画「ガイアシンフォニー」の龍村仁監督の右腕として30年以上関わった西嶋さんが監督を務める。

 西嶋監督との対談には、ツェンコヴァ教授と「アクアフォトミクス」の共同研究している温泉施設「天然温泉ゆの里」、水の研究を行う「ゆの里アクアフォトミクスラボ」(以上、橋本市)の重岡昌吾社長も加わる。

 明和町在住で、白鳥哲監督の映画「蘇生」などにプロデューサーとして関わり、一般財団法人「月のしずく」代表理事、一般財団法人「日本熊森協会」理事を務める主催者の一人、三浦知倖(ともこ)さんは「人間の体は70%が水、分子レベルでは99%が水。水の振る舞いを知れば命の振る舞いを知ることができる。ペイル・ブルー・ドットが私たちに問いかけるものについて、水の本質について、もっと深く知ってもらえる機会になればうれしい」と話す。

 開催時間は13時~16時30分。料金は大人3,000円、高・大学生1,500円(学生証提示)、小・中学生1,100円。

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