
GTレースの国内最高峰レース「2025 AUTOBACS SUPER GT第6戦『SUGO GT 300km RACE』」の決勝レースが9月21日に行われ、GT500クラス出場の伊勢市出身の三宅淳詞選手所属のチーム「NISMO NDDP」は予選レース3番手から順位を落とし12位に終わった。会場はスポーツランドSUGO(宮城県村田町、1周3.586キロ)。
「2025 AUTOBACS SUPER GT第6戦『SUGO GT 300km RACE』」の決勝レース
三宅選手は、日産ワークスチーム「NISMO NDDP(ニスモ・ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)」に所属、埼玉県出身の佐々木大樹選手とチームを組む。マシンは、赤の「Niterra MOTUL Z(日産Z NISMO GT500)」(No.3)。この時点でのサクセスウエートは34キロ。
前日の予選レースでは15台中3番と前回の鈴鹿大会に引き続き表彰台が期待された。3番手から佐々木選手のドライブでスタートしたが、序盤からペースが上がらず早めにピットイン。ドライバーを三宅選手に交代しペースアップを試みるが、やはりペースが上がらず、一時は最後尾まで後退。51周目で他車のクラッシュにより赤旗中断。約1時間後にレース再開、すぐにピットインしタイヤを交換。残りのレースをフレッシュタイヤで追い上げをかけたが13位でフィニッシュ。その後、他車のペナルティーで順位が繰り上がり結果は12位。
三宅選手は「昨日の予選は3番手で調子が良かったが、今日の決勝はロングランでのペースが上げられず苦しいレースだった。トラブルがあったわけではなく、マシンも全然問題なかったのに、シンプルにペースを上げることができなかった。次のオートポリスはタイヤにも厳しく、3時間とロングランの難しいレースになるので、今回のレースをしっかり分析し、次戦に備えていきたい」と話す。