
玉城町観光協会(玉城町)が10月26日、玉城町保健福祉会館(玉城町)で発酵に関するイベント「発酵マルシェ」「発酵講演会」を開催する。
当日は、玉城町から「ミエマン・西村商店」がしょうゆ・みそ、「ふるさと味工房アグリ」がパン、「身障者就労センター上々」がこうじ・甘酒、「旬菜野の花亭」がブドウ酢・ワイン、伊勢市から「ヤマジン食品」が納豆、伊勢志摩ワイナリーがワイン、「山村乳業」がグルジアヨーグルトを、それぞれ出品・販売する。「しょうゆ&塩こうじ作り」のワークショップも40人限定で開く(11時30分~・12時30分~、各回先着20人)。
発酵講演会では、「発酵デザイナー」として活動する小倉ヒラクさんが発酵食品について講演する。小倉さんは「見えない発酵菌たちの働きを、デザインを通して見えるようにする」ことを目指し、全国の醸造家や研究者たちと発酵・微生物をテーマにしたプロジェクトを展開。2020年4月に下北沢に専門店「発酵デパートメント」をオープン。今年は、東海3県を舞台にした「発酵ツーリズム東海」をキュレーションするなど活躍する。
玉城町役場産業振興課の多田匠之輔さんは「発酵マルシェでは発酵に関する食品が多数出品される。発酵講演会では、小倉さんが伊勢玉城と発酵食品について講演する。ぜひ、お越しいただければ」と呼びかける。
開催時間は、発酵マルシェ=11時~15時30分、講演会=13時30分~15時。入場無料。