俗に「ワーゲンバス」といわれるドイツのフォルクスワーゲン社の商用車を改造し移動販売車としてコーヒー、タコスなどを提供する「Cafe Bus SOL(カフェ・バス・ソル)」(店主=杉山直子さん)が、国府海岸(志摩市阿児町)で波乗りを楽しむサーファーたちの間で人気を集めている。
昨年、北海道出身の直子さんと夫で大阪出身の裕介さんが志摩に移住。かねてより移動販売によるカフェのオープンを夢見ていた直子さんが昨年8月同店を開業。主にコーヒーとオリジナルのタコスを販売する。
カフェバスは、1967年式のフォルクスワーゲン社の商用車(タイプ2)で、ドイツのキャンピングカー製作会社「ウエストファリア」社(通称=ウエスティー)のポップトップタイプを中古で購入し、約1カ月かけ2人で冷蔵庫やガス台、棚などを取り付けた。
直子さんは「石垣島で夫がスキューバダイビングのインストラクターをしていたので、志摩に来るまでは石垣島でカフェバスをする予定だったが、突如、夫が『海女漁をする』というので付いてきた(笑)。昨年志摩で念願がかなってカフェバスをオープンできたので、今年はさらに頑張りたい」と話す。
メニューは、トウモロコシの粉から作るトルティーヤにひき肉、レタス、トマト、チーズ、特製サルサソースで作る直子さん特製タコス2個入り(500円)と、アイスアメリカーノ(250円)、アイスカフェラテ(320円)、アイスカフェモカ(370円)、アイスキャラメルラテ(370円)など。
「開業当初は定位置がなく、国府地区を転々としていたが、今年は『しらほ駐車場(阿児町国府)』をメーンに営業する予定。近くに来たら『しらほ』までタコスを食べに来ていただければ」(直子さん)。
営業時間は11時~17時。6月末までは土曜・日曜・祝日のみ営業、7月~9月は毎日営業。雨天休業。
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