いせ市民活動センター(伊勢市岩渕)の指定管理者でもあるNPO法人いせコンビニネット(同)は8月24日、「ミュージックコミュニケーション チャリティーオムニバスCD完成記念コンサート」を同センターで開催した。
ミュージックコミュニケーション チャリティーオムニバスCDジャケット
2004年の台風21号による被災者への防災チャリティーコンサートを2005年に開催したことがきっかけとなり、「音楽が支える市民活動」をコンセプトに自主事業「音楽創作広場-MUSIC COMMUNICATION」がスタート、地元ミュージシャンを中心にオムニバスCDを制作、晴れて7月12日の発売が実現した。今回のコンサートはそのCD発売を記念して開催されたもの。
CDには、地元で活躍する9組のミュージシャンが1曲づつ楽曲を提供。伊勢うどんを歌った「美し国伊勢うどん(フォークグラス)」や2001年発表の伊勢市立有緝小学校の児童らと伊勢を流れる勢田川を思い作った曲「この想い届くから~for勢田川~(EXCESS)」、参加者全員で歌い上げる「青色のTERRA…(MC PROJECT)」など全10曲を収録する。価格は1,500円。売り上げの一部を寄付する予定。
同NPO法人の浦田宗昭センター長は「フォークグラスさんらが歌う『美し国伊勢うどん』の曲を初めて聴いた時、率直にCDにしたいと思った。地元のイベントやお祭りのバックで流れるなど、地域の人たちに愛される曲になり、このCDをきっかけに協力いただいたミュージシャンに注目が集れば」と期待を寄せる。「初回は1,000枚をプレスした。今年度中の完売を目指し、来年度には第2弾作成につなげていきたいと思っている。個人的にも『美し国伊勢うどん』はぜひ聴いてほしい」とPRする。