今年で6回目になる「神恩感謝 日本太鼓祭」が9月5日~7日、伊勢神宮内宮前おはらい町周辺で開催され、期間中約5万人の人が和太鼓の響きに浸った。
同祭は、太鼓がたたける喜びを神様にささげる「神恩感謝(しんおんかんしゃ)」の気持ちと、和太鼓を通じ日本文化を伝えることを目的に、全国の太鼓チーム20団体、約200人が伊勢に集結した。5日には伊勢神宮内宮参集殿で演奏を奉納、6日、7日は伊勢神宮宇治橋前特設舞台、五十鈴川河川敷特設舞台、おかげ横丁「太鼓やぐら」、五十鈴茶屋五十鈴川店中庭会場などで演奏した。「神恩感謝日本太鼓祭実行委員会」(事務局=おかげ横丁内、TEL 0599-23-8838)が主催する。
参加チームは、鼓童・藤本吉利(新潟県佐渡島)、ほのお太鼓(石川)、鼓魂(東京)、八潮太鼓之会(東京)、三宅島芸能同志会(同)、八丈太鼓の会(東京都八丈島)、和太鼓 御響(千葉)、中条虫倉太鼓(長野)、森田珠代(同)、童心・飛騨高山太鼓団(岐阜)、松平わ太鼓(愛知)、水郷輪中太鼓(三重)、津・高虎太鼓(同)、熊野鬼城太鼓(同)、神恩太鼓(同)、疾風打太鼓(和歌山)、和知太鼓保存会(京都)、山部泰嗣(岡山)、豊の国ゆふいん源流太鼓(大分)、霧島九面太鼓 和奏(鹿児島県)。
そのほか、「太鼓巡行」「大太鼓体験」「オリジナル太鼓づくり」「太鼓祭限定料理」などの催しもあり多いに盛り上がりを見せた。