伊勢のおかげ横丁（伊勢市宇治中之切町、TEL 0596-23-8838）内の飲食店で12月6日から、地元志摩産の伊勢エビを1匹まるごと使った創作料理5品目を一律1,600円で提供する「伊勢海老の料理市」が始まった。12月25日まで。

横丁内の「季節屋台」では、あったかい「伊勢海老汁」を提供

　同企画は、毎年10月から解禁となっている旬の伊勢エビをもっと手軽に食べてもらおうと、同横丁内の料理人12人が創作した料理12品を「社内料理コンテスト」で審査し、厳選した5品を提供するもの。同コンテストは、独自の工夫で挑戦する若い料理人育成の場も兼ねる。

　厳選された伊勢エビ料理を提供する店舗とメニューは、「すし久」（同、TEL 0596-27-0229）が「伊勢海老サラダ～柿ドレッシング」「伊勢海老の変わり揚げ～豆乳ソースをのせて」、「海老丸」（同、TEL 0596-23-8805）が「伊勢海老変り揚げ丼」「伊勢海老雪見鍋」、五十鈴茶屋内の「野遊び棚」（同宇治浦田、TEL 0596-25-2848）が「伊勢海老変り揚げ丼」「伊勢海老サラダ～柿ドレッシング」「伊勢海老のあんかけサラダ添え」をそれぞれ提供する。

　同横丁内の「季節屋台」では、期間中の土日限定で「伊勢海老汁」（300円～350円）を、また「海老丸」では通常2,500円の「伊勢海老天丼」を期間中1,600円で提供するサービスも。

　同社広報担当の三田絢子さんは「第1回目として伊勢エビを取り上げたが、今後は牡蠣や鮑、小女子など旬の素材を使った『料理市』として今後も継続し、『季節になれば旬を食べに伊勢志摩へ、おかげ横丁へ』と定評を作りあげたい」と話す。

　現在同時に「正月の仕度市」（同28日まで）も開催中。また「正月のお飾り市」（同20日～28日）などの催しも予定する。

　おかげ横丁の営業時間は9時30分～17時まで。