松阪市出身で「みえの国観光大使」を務める歌手の西野カナさんが1月13日、東京ミッドタウン(港区六本木)で開催するレストランフェア「愛してるって、いうために。三重の美味しいパワーフード」のオープニングセレモニーにスペシャルゲストとして登場した。
「三重ブランド」と認定された伊勢エビや的矢カキ、松阪牛、ひじきなどの食材をPRするために開く同フェアは、同施設内のレストラン13軒が「三重ブランド」を使った特別メニューをフェア期間中に提供する。
同フェアのオープニングイベントに参加した西野さんは、江畑賢治三重県副知事らと共にテープカットを行った。生きた伊勢エビに驚きながらも「伊勢エビや松阪牛は定番ですが、個人的にはひじきが大好き」とコメント。三重県の観光大使としての役割も果たす。
セレモニーに参加した「伊勢ひじき」を製造販売する北村物産(伊勢市東大淀町)の北村裕司さんは「若者に絶大的な支持を得る西野さんが『ひじきが大好き』と言ってくれたことはとてもうれしい」と西野さんの突然のコメントに驚きを隠せない。
そのほか、真珠や伝統工芸品などの特産品を販売する「三重県プレミアムショップ」も期間限定でオープン。ギネス認定の全長222メートルの真珠のネックレスも展示する。14日・15日には伊勢型紙や真珠のアクセサリー作りなどが体験できる「Atelier(アトリエ)三重」が、16日には伊勢茶の入れ方教室、19日には五十鈴塾(伊勢市宇治浦田)の矢野憲一塾長による「神様の食」についての話と三重の食材を使った豪華ディナーなどの催しがそれぞれ予定されている。期間は同22日まで。
参加店舗は同施設内の以下の13店舗。Pizzeria-Trattoria Napule、HAL YAMASHITA 東京、鉄板焼ステーキ 喜扇亭、Botanica、SILIN 火龍園、NIRVANA New York、テナム、Bodega Santa Rita、平田牧場匠、CANOVIANO CAFE、Union Square Tokyo、てんぷら山の上 Roppongi、淡悦。