「片手で太陽を持ち上げる男」現る-志摩・賢島大橋からの夕日見頃に

「片手で太陽を持ち上げる男」現る-志摩・賢島大橋からの夕日見頃に(撮影:岡村廣治さん)

「片手で太陽を持ち上げる男」現る-志摩・賢島大橋からの夕日見頃に(撮影:岡村廣治さん)

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 「片手で太陽を持ち上げる男」が1月25日、真珠養殖盛んな英虞湾に浮かぶ賢島(志摩市阿児町)に架かる賢島大橋の上に現れた。

「片手で太陽を持ち上げる男」、賢島大橋からの夕日

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 「男」は、賢島大橋の上で片手を大きく上げた状態でポーズを取った伊勢志摩経済新聞の編集スタッフ。撮影には、写真を通して伊勢志摩の魅力を全国に発信し続ける鳥羽市在住のアマチュアカメラマン・岡村廣治さんが協力した。「ここからの景色をもっと多くの人に見てもらいたい」という共通の思いから、遊び心を織り交ぜた。

 英虞湾に落ちる夕日は「いろづきし さるとりいばら そよごの実 目に美しき この賢島」と昭和天皇もその美しさを詠んでいる。映画・ドラマにもなった山崎豊子さん原作の「華麗なる一族」に登場する「万俵家」が愛した風景の一つでもある。小説の中で、毎年正月に志摩観光ホテル(同)に宿泊し、美しい英虞湾の夕景を眺めながら豪華なフレンチを食べるのが「万俵家」の定番行事。「日本の夕陽百選」(日本列島夕陽と朝日の郷づくり協会)にも選定されるほどだ。

 この日は、空気が澄み多少雲が浮かんでいたが、日没時にはオレンジ色でまん丸の輪郭を残しながら沈んでいった。

 岡村さんは「賢島大橋からの夕日は、まだまだ1週間くらいは大丈夫だと思う。チャンスがあればまた撮りに来たい」と話す。

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