志摩スペイン村「パルケエスパーニャ」(志摩市磯部町坂崎、TEL 0599-57-3333)に2月19日、「くるみ割り人形」をテーマにした新ライドアトラクションが登場する。
ストリートミュージカル「アプラウソ!」で楽しく踊るスペイン人ら
新アトラクションは、ドイツの作家E.T.A.ホフマンによって書かれた童話「くるみ割り人形とネズミの王様」をもとに、約20万個のイルミネーションで飾られた童話の世界を、チャイコフスキー作曲のバレエ音楽「くるみ割り人形」をBGMに旅するライド(乗り物)型のアトラクション。所要時間約5分、料金=500円(パークパスポート有効)
物語の主人公「クララ」が体験した不思議な夢の世界を、4人乗りのライドに乗って疑似体験するというもの。「小さな子どもから年配者まで楽しめる」と同社営業企画部長の矢尾弘さん。「カエルをモチーフにしたキャラクター『フリオ』が最後にいたずらをするので楽しみに(笑)」とほほ笑む。
そのほか、スペインの旅芸人一座が移動式変形舞台装置を舞台にパフォーマンスを見せるストリートミュージカル「アプラウソ!」が2月19日~11月30日の期間限定で、ホセ・バリオスさん構成・振り付けによるフラメンコショー「カルメン」も新しくなる。
同パークは、新型インフルエンザや経済不況の影響を受け、昨年度157万6千人(前年度比6万4千人減少)の入場者と伸び悩んだ。今年度は新アトラクションの導入などで160万人の入場者を目指す。