三重のローカル誌「NAGI」を発行する「月兎舎(げっとしゃ)」(伊勢市馬瀬町)が3月1日、シーカヤック・ツーリングガイド「伊勢湾&熊野灘シーカヤック・ツーリング 手漕ぎ隊が行く」を発行した。
「伊勢湾&熊野灘シーカヤック・ツーリング 手漕ぎ隊が行く」の中身
同書は、NAGIで2005年夏号から5年に渡り連載してきたシリーズを再編集して単行本化したもの。伊勢市出身の3人の中年男性「同誌の発行人の吉川和之さん、プロのカヌーインストラクターの吉角立自(よしかどたつじ)さん、プロのスポーツカメラマンの高田健司さん」が、揖斐川河口の桑名から熊野川河口の新宮までの三重の海岸線を、シーカヤックでツーリングしながら紹介する。
吉川さんは「三重県は、伊勢湾と熊野灘という個性のまったく違う海岸線に面し、離島や入り江、さらには熊野川、宮川、櫛田川など素晴らしいカヤック・ゲレンデがあるのに、ほとんど紹介されていないのが残念だった」と発行のきっかけを話す。
価格=1,000円。A5判112ページ、発行部数2000部。三重県内の主要書店、道の駅などで販売中。