三重テレビ放送(津市)は3月5日~10日まで、毎年元日に放送してきた特別番組「時を紡いで」を6夜連続、シリーズ7番組を放送する。
同番組は、伊勢神宮の第62回式年遷宮に焦点を当て2006年から毎年制作・放送してきたもの。毎年テーマを設定し、日本古来の大祭をさまざまな角度から伝えてきた。同局は地元三重県のメディアとして、62回目の遷宮が開局以来3回目となる。
式年遷宮とは20年に一度、神宮の全ての社殿を建て替え、装束、神宝も新たに作り替えて神々にお遷(うつ)りを願う行事。1300年もの歴史があり、さまざまな儀式や匠(たくみ)による伝統の技が受け継がれている。
今回の放送は、再放送を願う視聴者の声が多いことと、さらに遷宮の機運を盛り上げること、遷宮についてもっと深く知ってほしいとの思いから実現したという。
放送時間は、5日・6日・7日・9日=21時~21時55分、8日=20時~20時55分で、10日は20時~と21時~に2番組を連続で放送する。各タイトルは順に「時を紡いで~遷宮・お木曳の記録~」「時を紡いで~豊饒の国と伊勢神宮~」「時を紡いで~伊勢人の祭・お木曳~」「時を紡いで~伊勢神宮 女神の森~」「時を紡いで~悠久に架ける橋・宇治橋~」「時を紡いで~美し国の宝~」「時を紡いで~伊勢神宮 杜の二千年~」。