伊勢志摩の自然を学ぶための総合施設「横山ビジターセンター」(志摩市阿児町鵜方、TEL 0599-44-0567)は2月24日、月例企画「横山自然観察会」を開催した。
今回のテーマは「春先の昆虫観察会」。パークボランティアの中山惇さんを講師に迎え、ショウブ園や芝生広場などが整備された公園「創造の森横山」や休憩所の山小屋付近で、昆虫の観察を楽しんだ。
この日の参加者は11人。晴天だったが風が強く気温も低かったため、昆虫の観察が心配されたが、ケムシ、ミノムシ、ハイイロゲンゴロウ、ナナホシテントウムシ、ダンゴムシ、コカマキリやオオカマキリ、チョウセンカマキリの卵など10種以上の昆虫が観察できた。
中山さんは「これから陽気が良くなってくるので、たくさんの虫が出てくる。季節によって出てくる虫も変わるので、興味をもって見てほしい」と話していた。