志摩のキャンプ場で「バーベキューインストラクター検定」

「バーベキュー検定」講習中の下城会長

「バーベキュー検定」講習中の下城会長

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 日本バーベキュー協会(兵庫県宝塚市)は3月9日と10日の2日間、伊勢志摩のキャンプ場「エバーグレイズ」(志摩市磯部町穴川、TEL0599-55-3867)で「バーベキュー検定」の講習と試験を行う。

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 「バーベキュー検定」は2006年に始まった「検定」で、新しいスタイルのバーベキューの方法を習得できるのが特徴。これまでのバーベーキューとは異なり、「スマートでスタイリッシュなバーベキューライフ『スマートバーベキュー』の普及を促進」(同協会)を目的に検定制度が導入されたという。

 検定には「初級インストラクター」「上級インストラクター」「マスター」の3段階があり、初級インストラクター検定試験は、バーベキューの基礎知識講習=30分、実技講習=90分を受講後、筆記試験20分がある。合格者には同協会より認定証と公認IDカードが発行される。現在までに、関東地区・関西地区で、初級インストラクター=65人、上級インストラクター=2人、マスター=1人を認定している。グラビアアイドルのほしのあきさんや、お笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹さんと三村マサカズさんも初級コースをマスターし資格保持者となっている。

 同協会の下城民夫会長は「日本のバーベキューと言えば薄い肉を短時間に焼く『焼肉』がほとんどで、『焼く』ことそのものを楽しむというものではない。検定を通じて、本来肉のうまみを引き出すため厚い肉をじっくり時間をかけて焼く手法など楽しい料理方法を紹介したい。検定を受けて勉強してもらえれば、準備、片付け時間を短く、料理、食事の時間を長く楽しく活用できるようになる。今までのバーベキューの概念を捨てて臨んでいただければ」と話している。

 10日には、検定試験後「鹿もも肉丸焼きパーティー」も開催予定。現在、日本の森林で増えすぎて害獣に指定されている鹿を食べることで、鹿による人里の被害の現状や、その背景にある日本の森林の状況などについての意識を高めてもらうのが狙いだという。

 検定料は3,900円。定員は両日ともに20人。問い合わせ、予約は伊勢志摩エバーグレイズへ。

日本バーベキュー協会伊勢志摩エバーグレイズ

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