関西エリアのサーフィンのメッカ・志摩国府浜(こうのはま)に5月2日、インドネシア・バリ島仕込みの料理店「Bali House(バリハウス)」(志摩市阿児町国府、TEL 080-4303-0354)が新規開店した。
志摩にできたバリ料理店「Bali House」おすすめの「ナシゴレン」
海岸が志摩パークゴルフ場(同)のコース越しに見える同店は、同時にオープンしたバリハウス駐車場(TEL 090-1279-4347)の一角にあり、店内は調理スペースと大人が5~7人座ることができる長いすがあるだけのシンプルな造り。料理は、バリ島出身オーナーのリアンさんが日本人好みにアレンジして提供する。
現在、インドネシアの焼き飯風「ナシゴレン」と焼きそば風「ミーゴレン」(各450円)、それぞれに目玉焼きとトマト、エビチップなどが付く「スペシャル」(各500円)、バリ島の郷土料理でトウモロコシの唐揚げ風「ダダルジャグン(3個)」(200円)を用意、期間限定でインドネシアの八宝菜風「ナシチャプチャイ」(550円)がある。
リアンさんは「インドネシアの万能調味料『サンバル』は僕の手作りでオリジナル。唐辛子のほかにエビを発酵させて作るインドネシア独特の調味料『トラシー』やニンニクなどを入れて仕込んでいる。『サンバル』が料理の決め手になっている。子ども用に唐辛子を入れない『サンバル』も作っているので辛さは客の要望によって調整可能」と話す。「『トラシー』は日本ではなかなか手に入らないので無くなると、バリの弟に連絡して送ってもらっている」とも。
「現在、インドネシアのホットサンド風『ジャッフル』を試作中。近日中にメニュー化できると思う」とメニュー開発にも力を注ぐ。
営業時間は10時~15時。土曜・日曜・祝日限定で営業。テークアウトも可能。