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関西大学サッカー部、志摩でサッカーせずに真珠貝の掃除など社会貢献活動

関西大学サッカー部、志摩でサッカーせずに真珠貝の掃除など社会貢献活動

関西大学サッカー部、志摩でサッカーせずに真珠貝の掃除など社会貢献活動

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 関西大学(吹田市)サッカー部の部員約150人が8月10日~12日の3日間、サッカーはせず志摩市内の各所で社会貢献活動を行った。

耕作放棄地を再生する関西大学サッカー部メンバー

 「2012チャレンジキャンプ 社会貢献型合宿『あしたのちから』in 志摩」と題して行うキャンプは今年で3年目。伊勢市と伊賀市にサッカーチーム「FC.アヴェニーダソル」を持ち、スポーツを通して社会貢献を行うNPO法人「スポーツクラブどんぐり」(伊賀市)が同キャンプのコーディネートを行い実現した。

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 同部の1~4年生が4班に別れそれぞれ活動、志摩市志摩町の真珠養殖工場で母貝となるアコヤ貝に付く貝や海草などを取り除く作業に約20人が、真珠イカダの上で揺られながら貝掃除を行った。阿児町の安乗(あのり)崎灯台周辺の公園の草刈りや落ち葉拾いなどには約80人が、阿児町と磯部町の耕作放棄地となったかつての水田を草刈りし開墾・再生させる作業には約30人がそれぞれ参加し、汗をかいた。そのほかの約20人は全員の食事を担当した。メンバーは3日間、サッカーボール、携帯電話、財布などを取り上げられた。

 監督は、名張市出身で四日市中央工業高校(四日市市)、関西大学を卒業し、サガン鳥栖でJリーガーとして活躍した島岡健太さん。社会貢献活動を取り入れた初年度の2010年、同校は第59回全日本大学サッカー選手権大会で優勝し、大学日本一になった。

 島岡監督は「この活動が、サッカーに直接影響があるかどうかわからないが、自然の中から生まれた人間というものを意識し、五感を研ぎ澄まし、自然の中から何かを感じ、生きる力、人間力を培ってほしいと思う。選手たちのこれから先の長い人生の中できっと役に立つ時が来ると思う」と話す。

 活動は今後も継続していく予定。

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