見る・遊ぶ

伊勢の中2、可夢偉選手も走った全日本ジュニアカート選手権で惜しくも3位に

伊勢の中2、可夢偉選手も走った全日本ジュニアカート選手権で惜しくも3位に。写真は決勝スターティンググリッドに付く三宅選手

伊勢の中2、可夢偉選手も走った全日本ジュニアカート選手権で惜しくも3位に。写真は決勝スターティンググリッドに付く三宅選手

  • 0

  •  

 鈴鹿サーキット(鈴鹿市稲生町)国際南コース(1周1.264キロ)を会場に開かれた「全日本ジュニアカート選手権大会」で10月14日、伊勢市立北浜中学校(東大淀町)に通う中学2年生の三宅淳詞選手がFPジュニアクラスで1位との差0.183秒で惜しくも3位になった。

全日本ジュニアカート選手権大会に参戦する伊勢の中2三宅淳詞選手

[広告]

 日本人F1レーサーの小林可夢偉さんが14歳の時にシリーズチャンピオンとなった同大会は、東日本・西日本エリアでそれぞれ全5戦レースを戦い、最終戦となるこの鈴鹿サーキットで東日本・西日本エリアの選手が結集しレースを繰り広げる。選手たちは全6戦の総合ポイントでシリーズチャンピオンを決定する。

 この日のレースは、カートでの最高峰クラスKF-1、その下のクラスKF-2、FS-125クラスの3つのクラスの全日本カート選手権大会と、12歳以上15歳未満のドライバーによるFP-ジュニアクラス、10歳以上13歳未満のドライバーによるFP-ジュニアカデットクラスの2つのクラスの全日本ジュニアカート選手権異界大会による計5クラスのレースが、それぞれ展開された。FP-ジュニアクラスのエンジンは、ヤマハKT100SECを主催者から参加者にレンタルする「デリバリー制」。

 東西統一の事実上日本一を選ぶ大会ともなるため選手たちは真剣な表情でレースに臨んだ。三宅選手は、タイムトライアルで1周を55秒756で4位につけ、予選ヒートを3位で通過。決勝ヒートでは1周目に他車と接触し5位まで順位を落としたが、その後安定した走りでオーバーテイクを繰り返し11周目で1位に。その後もバトルを繰り返し、優勝を目指してアクセルを踏み続けたが混戦の結果3位フィニッシュとなった。

 三宅選手は、3月11日のつま恋(静岡)=5位、4月8日の琵琶湖スポーツランド(滋賀)=3位、6月17日の瑞浪レイクウェイ(岐阜)=18位、7月29日の中山カートウエイ(岡山)=23位、9月2日の美浜サーキット(愛知)=4位、今回のレース=3位で全レースを終えた。今回のシリーズでは、静岡出身の石田ジョー選手がこの日の戦いを待たずにチャンピオンに選ばれている。

伊勢志摩経済新聞VOTE

現在お住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース