ミュージシャンの藤井フミヤさんは3月28日、伊勢神宮の第62回式年遷宮奉賛曲の「鎮守の里(ちんじゅのさと)」を特別収録したマキシシングルCDを発売した。
同曲は、藤井さんが伊勢に3日間滞在し、外宮内宮を参拝した後、宇治橋の見える五十鈴川のほとりの河原でギターを弾きながら作曲、昨年5月19日に伊勢神宮に奉納し、同23日に東京都内のホテルで発表、披露したが、市販のCDには収録されていなかった。
CDには「鎮守の里」のほか、「君になる」「飛行船」「大切な人へ」の全4曲を収録する。DVD付きの初回生産限定盤の価格は1,575円で、通常盤は1,223円。全国のCDショップ、神社新報社直営店「BOOKS鎮守の杜」のほか、伊勢志摩では神宮会館(伊勢市)で取り扱っている。
藤井さんは同曲への思いを「伊勢の自然と季節の流れを歌にし、メロディーは古くから唄い継がれたような郷愁を感じるもので誰もが歌えるような曲にした。伊勢神宮を中心に広がる日本中の数々の神社、そこに暮らすすべての日本人の幸せと平和を願い、伊勢神宮に奉納するために作った」と話している。