伊勢神宮・式年遷宮いよいよクライマックスー神様のお引越し「遷御の儀」

伊勢神宮・式年遷宮いよいよクライマックスー神様のお引越し「遷御の儀」(写真は「川原大祓」)

伊勢神宮・式年遷宮いよいよクライマックスー神様のお引越し「遷御の儀」(写真は「川原大祓」)

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 伊勢神宮で執り行われてきた式年遷宮のクライマックスとなる「遷御(せんぎょ)の儀」が10月2日、皇大神宮内宮(ないくう)で20時から執り行われる。

「川原大祓」御装束神宝などのほか、祭主や神職全員を祓い清める雨

 遷御とは、神様が新宮に遷(うつ)ること、神様にお遷り願うこと。20年に一度執り行われ今回が62回を数える。前日に当たる1日には、後鎮祭(ごちんさい)、御装束神宝読合(おんしょうぞくしんぽうとくごう)、川原大祓(かわはらおおはらい)の祭典があった。

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 神様に新宮の完成を感謝する後鎮祭では、明和町立上御糸(かみみいと)小学校3年の長利和音(おさりかずね)さんが物忌(ものいみ)の大役を無事こなし、「浅沓(あさくつ)は重かったけれど、きれいな衣装を着られてうれしかった」と感想を漏らした。

 続いて、新宮に納める装束や神宝を目録と照らし合わせて間違いがないか点検する御装束神宝読合の儀式からは池田厚子祭主が参加。参道から見ていた参拝客は参進の様子をカメラに収めていた。

 ご神体を収める仮御樋代(かりみひしろ)・仮御船代(かりみふなしろ)や殿内に奉納する御装束神宝などのほか、遷御に奉仕する祭主や神職全員を祓い清める川原大祓の儀式では、五十鈴川のほとりに御装束神宝などを納めた白木や漆塗りの辛櫃(からひつ)23台が並べられた。これまで晴天の儀式が続いていたが、まさに川原大祓の時にだけは雨が降り、清めの雨となった。

 三重テレビ放送(津市)では10月2日19時30分から、伊勢神宮式年遷宮特別企画「お伊勢さん」第10回「中継・内宮 遷御の儀」を三重テレビのほか、テレビ神奈川、千葉テレビ、KBS京都、サンテレビ、テレビ和歌山、奈良テレビ、岐阜放送の8局で同時生放送する。五十鈴川のほとりにカメラを構え、森の向こうで執り行われている祭典の様子を実況、実際の遷御の儀も20分~30分後に放送予定。

 10月2日(内宮)13時~終日、同5日(外宮)13時~終日、それぞれ一般参拝を停止。新宮への参拝は、同3日(内宮)5時~、同6日(外宮)5時~。

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