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伊勢神宮を撮り続けた8年間の集大成-鳥羽で川邊秀子さん個展

伊勢神宮を撮り続けた8年間の集大成-鳥羽で川邊秀子さん個展

伊勢神宮を撮り続けた8年間の集大成-鳥羽で川邊秀子さん個展

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 津出身の川邊秀子さんの写真展「お伊勢さん 神風にはぐくまれて」が現在、鳥羽ショッピングプラザ「ハロー」(鳥羽市大明西町)2階催事場で開催されている。

津市出身の川邊秀子さんの写真展「お伊勢さん 神風にはぐくまれて」

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 長年保育士を務めた川邊さんのカメラとの出合いは、子どもたちの表情を写真に収める記録用としてシャッターを切ったのが始まり。「その時はそれほど写真を撮ることに興味があったわけではないが、退職後、津の『なぎさまち』からの日の出を撮影するために毎日通うようになってから火がついてしまった(笑)。かれこれ写真を初めてから20年」と話す。

 同展は、2005年6月9日に行われた「御樋代木奉曳式(みひしろぎほうえいしき)」(ご神体を納める器を作るためのヒノキを3泊4日かけて木曽から伊勢まで運ぶ行事)の写真に始まり、伊勢の神領民たちが御用材を運ぶ川曳き・陸曳きや昨年10月に行われた遷宮祭典の様子など30点を展示。

 2011年2月11日建国記念の日、大雪の中の建国記念祭での神官らが神妙な表情で参進する様子を写した「雪の神宮神事」は、昨年「二科展」に初めて応募して初入選した作品。そのほか、二見興玉神社(伊勢市二見町)の夫婦岩のしめ縄の間からの富士山と朝日・満月を写した「夫婦岩富士と日の出」「奇跡なる満月富士」は何年も通って撮ることができた作品という。

 現在74歳の川邊さんは「8年間無事に撮影できたのは伊勢の大神様のおかげ。ただただ感謝の念でいっぱい。20年後の遷宮まで健康でいられたら、またチャレンジしてみたい」と意欲を見せる。

 2月18日まで。

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