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自然薯の栽培を10年前に始め自然薯料理店「みや古」、玉城町に

自然薯の栽培を10年前に始め自然薯料理店「みや古」、玉城町に開店(写真は村木葉子さん)

自然薯の栽培を10年前に始め自然薯料理店「みや古」、玉城町に開店(写真は村木葉子さん)

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 伊勢自動車道・玉城ICを出て南に車で2分の地に1月20日、自然薯(じねんじょ)料理店「とろろと田舎料理 みや古」(度会郡玉城町宮古、TEL 0596-58-4710)がオープンした。

とろろご飯、とろろ磯辺揚げ、小鉢2種、汁物、香の物などが付く「とろろ定食」(1,100円)

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 同店のオープンは10年前に遡る。一般土木建設業のしんよう土建(同)の農業部門として10年前に自然薯の栽培を開始。店長の村木葉子さんは「会社が閑散期となる4~6月に何かできないか?と考えたのがきっかけ。世界で初めて自然薯の栽培に成功した政田自然農園(山口県柳井市)まで行き栽培講習を受け、今では社員全員が自然薯栽培をマスターする。1年目は約1200本の苗を植え約900本が大きく成長したが、2年目は1000本の苗が全滅した(涙)」と打ち明ける。

 さらに「農薬も可能な限り使わないようにするためにニンニクやトウガラシなどを混ぜたオリジナルの虫よけ液を散布したり、近くの特別支援学校『玉城わかば学園』(同)の生徒たちに草取りやムカゴ取りなどの協力を得たりしながらその後も試行錯誤を繰り返し、8年目になってようやく栽培に自信が持てるようになったので飲食店開店を決意。自分たちが育てた安心安全な自然薯を味わってほしい」と思いを込める。

 メニューは、とろろご飯、とろろ磯辺揚げ、小鉢2種、汁物、香の物などが付く「とろろ定食」(1,100円)、とろろ定食におろし生や赤身魚ととろろ山かけなどが付く「みやこ定食」(1,980円)、「自然薯とろろ伊勢うどん」(700円)、「日替わり定食」(880円)など。

 村木さんは「お年寄りや車いすの人でも利用しやすいようにバリアフリートイレなどを設置。自然薯がダメな人でも食べられるメニューも用意。歓送迎会など宴会や会議後の食事など予算に応じて(2,500円~)お料理を提供させて頂くので、お気軽にお問い合わせいただければ」とも。

 営業時間は11時~14時、17時30分~20時30分。水曜・第1木曜定休。

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