伊勢市二見町在住のアマチュアカメラマン・奥野定男さんの写真展が8月24日、臨済宗南禅寺派の寺院「珪田院(けいでんいん)」(伊勢市朝熊町)で始まった。8月31日まで。
奥野さんは、二見興玉神社(同二見町)の夫婦岩(めおといわ)を撮り続けるカメラマン。夜明け前から同社境内に赴き、夫婦岩と朝日を狙って毎日撮影している。夫婦岩を毎日撮ろうと決めた2012年1月1日から現在まで、台風の日も大雪の日も欠かすことなく撮り続けている(967日連続)。
夏至前後に撮影した夫婦岩の大しめ縄の間から富士山と朝日が重なった写真や早朝の伊勢神宮を撮った写真など37点が展示されている。その内23点が夫婦岩を撮ったもの。
奥野さんは「毎日夫婦岩に行っていると必ず何かが起こるので楽しい。少しでも美しい夫婦岩を見てもらいたいと思うので、ついついおせっかいで参拝客に今日のベストポジションを教えてしまう(笑)。そこから始まる会話もまた楽しい」と話す。
観覧可能時間は10時~15時(最終日は11時まで)。