陸自明野ヘリ16機による編隊飛行-新年初訓練、雨で絶好の訓練日和に

陸自明野ヘリ16機による編隊飛行-新年初訓練、雨で絶好の訓練日和に

陸自明野ヘリ16機による編隊飛行-新年初訓練、雨で絶好の訓練日和に

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 陸上自衛隊航空学校・明野駐屯地(伊勢市小俣町)の初訓練となるヘリコプター16機による年頭編隊飛行が1月6日、雨で視界不良の中でも伊勢市、明和町、鳥羽市の上空で行われた。

陸上自衛隊航空学校・明野駐屯地年頭編隊飛行

 この日は新年の訓練開始日となり、隊員全員で1年の航空安全祈願を行った。陸上自衛隊航空学校長兼明野駐屯地司令・陸将補の大西裕文さんは「今日は雨であるが、初訓練にふさわしい絶好の訓練日和。日々の訓練の積み重ねが重要」と隊員に檄(げき)を飛ばした。

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 航空学校の教官を務めるベテランパイロットら32人がヘリコプターに乗り込み、悪天候でも美しいフォーメーションを作りながら伊勢志摩の空を約30分間飛んだ。

 編隊飛行は、多用途ヘリコプターUH-1J(ヒューイ)1機を先頭に、TH-480B(エンストロム)5機、観測ヘリコプターOH-1(ニンジャ)2機、対戦車ヘリコプターAH-1S(コブラ)4機、戦闘ヘリコプターAH-64D(アパッチ)1機、多用途ヘリコプターUH-60JA(ブラックホーク)2機、輸送ヘリコプターCH-47JA(チヌーク)1機の計16機、2編隊で行われた。

 当初の計画では2000フィート(約600メートル)の高さまで上昇する予定だったが、この日は視界不良のため1200フィート(約365メートル)まで高度を下げて有視界飛行方式による飛行を行った。

 広報班の日下義浩班長は「隊員は緊急時に備えて視界不良の状況でも計器を見ながら飛ぶ『計器飛行』の訓練を受けているので、今日のような天気でも問題なく飛行できる。昨年9月27日に発生した御嶽山(おんたけさん)噴火での救助活動では、同校を卒業したパイロットらが(エンジンが2基付いて出力に余裕がある)UH-60JAとCH-47JAを使い、標高の高い山の上で今日よりも悪い環境の中で救助活動を行った」と説明する。

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