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玉城町の自然薯料理店「みや古」が1周年-新メニューにとろろ鍋やかば焼き風とろろ丼

玉城町の自然薯料理店「みや古」が1周年-新メニューにとろろ鍋やかば焼き風とろろ丼(写真はかば焼き風とろろ天丼)

玉城町の自然薯料理店「みや古」が1周年-新メニューにとろろ鍋やかば焼き風とろろ丼(写真はかば焼き風とろろ天丼)

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 度会の自然薯(じねんじょ)料理専門店「とろろと田舎料理 みや古」(度会郡玉城町宮古、TEL 0596-58-4710)が1月20日、1周年を迎えた。

【その他の画像】「牛肉とろろ鍋」(1,300円)は松阪牛ほかを使用する

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 一般土木建設業のしんよう土建(同)の農業部門として10年前に自然薯の栽培を開始。「自社生産した自然薯を使った料理を提供できる店を」と店長の村木葉子さんが一念発起して開いた同店。「店の方はまだまだ忙しい時と暇な時があるが、地元のお客さまが何度も足を運んでくれるのがうれしい」と笑顔で話す。

 村木さんらは、自然薯の栽培を開始した当初、1年目は順調だったが、2年目に全滅する苦い経験を味わった。その後は栽培ノウハウを確立、コンスタントに育てることができるようになったという。できるだけ農薬を使用しないようにニンニクやトウガラシなどを混ぜたオリジナルの虫よけ液を散布したり、近くの特別支援学校「玉城わかば学園」(同)の生徒たちと協力しながら草取りや虫取り、ムカゴの収穫などを行い、今では生産する自然薯のほとんどを同店で消費するまでに至った。

 人気メニューは、とろろご飯、とろろ磯辺揚げ、小鉢2種、汁物、香の物などが付く「とろろ定食」(1,100円)と変わらないが、冬季限定メニューとして2種類の「とろろ鍋」(平日限定)を投入。一つは、夫の友人の松阪牛生産農家から直接仕入れる和牛を使った牛鍋にとろろを掛けて食べる「牛肉とろろ鍋」(1,300円)、もう一つはオリジナルのとろろ入りつくね団子やカキなど日替わりで具材が変わる「具材いろいろとろろ鍋」(1,100円)。1周年を記念して、とろろを油で揚げてかば焼き風にした「とろろ天丼」(800円)の新メニューも追加した(それぞれ汁物、香の物などが付く)。

 村木さんは「地元のお客さまが新年会や法事など団体での予約も頂いたりと、とてもありがたい限り。新メニューの開発も積極的に行っている。現在は、自然薯を使ったスイーツに挑戦中。気軽にお立ち寄りいただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~14時、17時30分~20時30分。水曜・第1木曜定休。

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