浴衣で千人が伊勢神宮外宮にお参り-今年で10回目

老若男女問わず、浴衣で「八朔参宮」をする人が増えている。この日も当初の目標だった千人は簡単に達成した。

老若男女問わず、浴衣で「八朔参宮」をする人が増えている。この日も当初の目標だった千人は簡単に達成した。

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 伊勢神宮外宮周辺のまちのにぎわいと活力を取り戻そうと1997年から活動しているNPOの外宮にぎわい会議と伊勢市観光協会が中心となり、8月1日、「外宮さんゆかたで千人お参り」と題して、市民や観光客らが浴衣姿で伊勢神宮外宮に参拝した。

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 「お参り」は、8月1日に伊勢神宮に参拝する「八朔参宮(はっさくさんぐう)」と言われる伊勢地方の風習を再現しようと1998年から始まり、今回で10回目。それを記念して今年は7月28日から8月1日までの5日間にわたって開催された。1回目は浴衣での参加者は千人に満たなかったが、今年は8月1日の18時~20時の時間帯だけで1,109人が浴衣で参拝した。(一般参拝者を合わせると2,239人)

 この日は、勾玉池の奉納舞台で16時30分から神話紙芝居や子ども木遣りが披露され、18時15分から岩渕町の小龍太鼓の演奏の後、同会議坂田会長と伊勢市の森下市長が挨拶。18時30分から一斉に浴衣姿で参拝し、報道関係者のほか一般のカメラマンも浴衣姿をカメラに収めていた。

 当日は、外宮周辺で味の屋台村やちょうちんとキャンドルの千個の灯りで演出された献灯ライブなどもあり、伊勢市民をはじめ観光客などでにぎわった。

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