NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」「花子とアン」、大河ドラマ「軍師官兵衛」「平清盛」などに出演する宮崎県出身の俳優・串間保さんが1月24日、伊勢市観光文化会館(伊勢市岩渕)で、伊勢で自ら書き下ろした一人芝居「木挽(こび)きのほほえみ」を上演した。
【その他の画像】俳優・串間保さんの一人芝居「木挽きのほほえみ」
「木挽きのほほえみ」は、昨年5月に伊勢神宮内宮(ないくう)そばの「修養団 伊勢青少年研修センター」(宇治今在家町)に串間さんが3泊4日で一人こもって書き上げた作品。
宮崎の民謡「日向木挽唄」にのせ、少年「カイ」の成長を通して人を愛し、受け入れ、敬うことの大切さを訴え、便利になり過ぎた現代社会について疑問を投げ掛ける。
串間さんは「宮崎の人間が伊勢で創ったこの作品。メッセージを受け取っていただいた必要な人に伝えていくことができれば。伊勢から日本全国、世界中に発信していきたい」と話す。
串間さんは今春、ニューヨークに活動拠点を移す。「海外でも『木挽きのほほえみ』を上演していきたいと思う。可能な限りチャレンジしていきたい」とも。