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伊勢の旅館「海の蝶」に「茶道部」 従業員らが日本の文化を学ぶ

伊勢の旅館「海の蝶」に「茶道部」 従業員らが日本の文化を学ぶ

伊勢の旅館「海の蝶」に「茶道部」 従業員らが日本の文化を学ぶ

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 伊勢神宮125社の1社「粟皇子(あわみこ)神社」が敷地内にある「旅荘 海の蝶(ちょう)」(伊勢市二見町松下、TEL 0596-44-1050)の従業員らで組織する「茶道部」が4月10日、初めての茶会を開いた。

【その他の画像】「旅荘 海の蝶」従業員らで組織する「茶道部」

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 岬の高台に建ち正面には飛島が浮かぶ同館客室は、57部屋(定員261人)は全室オーシャンビュー。今年1月にはEV(電気自動車)普通充電器24台を屋外駐車場に設置した。同館のおかみ・中かほるさんは、今年7月5日に開催予定の「全国旅館おかみの集い(全国女将(おかみ)サミット2016)」の運営委員長を務める。

 同部は昨年3月、日本の文化を通して茶道からおもてなしの心を学ぼうと約100人の従業員の中から約20人が自発的に参加し結成。表千家正教授の爪橋静香さん(雅号=紹香)が月に2回同部の指導に当たった。

 この日は、同旅館1階ロビーで、同部員がお点前を披露する初めての茶会。部員たちは手を震わせ緊張しながらお茶をたてていた。

 同施設に務めて9年目という、同部員の堂東めぐみさんは「1年1カ月しかまだたっていない自分がお茶をたてていいのだろうかと、申し訳ないような、恐縮した気持ちでいっぱいだった。とても緊張したが、やり遂げてさらに茶道の魅力、日本文化の大切さを感じた。伊勢志摩サミットが開かれ今後海外のお客さまも増えると思うので、日本人としてのおもてなしの心をしっかりと伝えたい」と意気込む。

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