ビーチバレーボールの国内最高峰「ジャパンビーチバレーボールツアー」第2戦志摩大会が6月18日・19日、志摩市志摩町の御座白浜海水浴場で開催された。
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昨年からスタートした同大会。今年度から新たに「ジャパンビーチバレーボールツアー」として実施。2人でチームを組み、ポイント制で全国で10戦し終了後、チーム成績上位8チームによる頂上決戦でシーズン王者を決定する。賞金は、全大会総額1,000万円以上。主催は日本バレーボール協会と日本ビーチバレーボール協会。
今大会では、男子ビーチバレーボール・リオデジャネイロ五輪代表の長谷川徳海選手と高橋巧選手、白鳥勝浩選手と上場雄也選手がそれぞれチームを組み戦った。五輪代表チームが順当に駒を進めて、長谷川・高橋組が優勝。白鳥・上場組は準優勝に終わった。3位は清水啓輔選手と村上斉選手組、畑辺純希選手と井上真弥選手組。
女子は五輪代表チームは五輪強化合宿に参加していたため今大会では顔を見ることができなかった。昨年、田中姿子選手とチームを組んで優勝した草野歩選手が同大会で永田唯選手(昨年3位)と組んでみごと優勝。準優勝は石坪聖野選手と鈴木千代選手組、3位は幅口絵里香選手と山田寿子選手組、田中麻衣選手と柴麻美選手組。
リオ五輪アジア大陸予選(6月24日~26日)に出場するためにすぐにオーストラリア・ケアンズへ向かうという長谷川選手は「今回始めてきたが、地域の歓迎ぶりをとても感じる。ビーチも海もきれいで、試合終了後必ず海に入って身体を冷やすのだが、特に海がきれいで驚いた」と話す。
2連覇の草野さんは「ここのビーチはとても素晴らしく、1週間前から現地入りして楽しみたいくらい。旅館のスタッフもとても親切で、海女の山下さんとも仲良しになった」とも。
日本バレーボール協会会長の木村憲治さんは「今回初めて来たが最高のロケーションで選手たちもとてもリラックスしている。ただ少し遠い…(苦笑)。大口秀和志摩市長さんがとても熱心なので有り難い」と感想を漏らした。