自動車レース最高峰「F1日本グランプリ(GP)第17戦」決勝レースが10月9日、鈴鹿サーキット(鈴鹿市稲生町)国際レーシングコース(1周5.807キロ)で開催され、メルセデスAMGペトロナスのニコ・ロズベルグ選手がポール・トゥ・ウィンで鈴鹿初制覇を決めた。
ポールポジションからスタートしたロズベルグ選手は安定した走りを続け、53周を1時間26分43秒333でゴールした。2番グリッドからの同チームのルイス・ハミルトン選手はスタートで出遅れ8位まで後退し、その後追い上げたが1時間26分49秒109で3位に終わった。レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手はロズベルグ選手に迫ったが届かず4秒978差の1時間26分48秒311で2位だった。
ホンダの本拠地鈴鹿での上位入賞が期待されたマクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソ選手が16位、ジェンソン・バトン選手が18位と振るわなかった。
同サーキットの10月7日から3日間の観客数は、初日2万7000人(昨年=3万人)、2日目4万6000人(同5万4000人)、最終日7万2000人(同8万1000人)、延べ14万5000人(同16万5000人)(主催者発表)。昨年よりも約2万人減った。
三重県は、5月にG7伊勢志摩サミットが開催されたことから、さらに三重県の県産品などをPRしようと飲食販売・物販エリア「MADE IN MIE(メイドインミエ)」を初出店、コース外でも賑わいを見せていた。