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南伊勢高校の「たいみー焼き」、愛知・高浜高校とつながり「○○焼き」で全国へ

南伊勢高校の「たいみー焼き」、愛知・高浜高校とつながり「○○焼き」で全国へ

南伊勢高校の「たいみー焼き」、愛知・高浜高校とつながり「○○焼き」で全国へ

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 愛知県、三重県の高校生が集い交流する「SBPエリア交流会in多気町」が2月4日、多気町文化会館と高校生レストラン「まごの店」(以上多気郡多気町)で開催された。主催は、未来の大人応援プロジェクト実行委員会。

【その他の画像】「SBPエリア交流会in多気町」

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 SBP(ソーシャル・ビジネス・プロジェクト)とは、地域の課題をビジネスの手法を用いて解決しようとする取り込み。相可高校食物調理科の高校生が運営する高校生レストラン「まごの店」の成功事例に倣い、高校生が、人、モノ、自然、歴史、名所旧跡、産業など地域資源を活用し、まちづくりやビジネスに結びつけようと取り組んでいる。昨年第1回の「全国高校生SBP交流フェア」(2017年度から文部科学省と共催)が伊勢市で開催され、青森や福島、沖縄など全国から11団体が集結した。

 この日は、南伊勢高校(度会郡南伊勢町)SBP、相可高校(多気郡多気町)生産経済科と食物調理クラブ、松阪商業高校(松阪市豊原町)SBP、高田高校(津市一身田町)、高浜高校(愛知県高浜市)、皇学館大学(伊勢市神田久志本町)の6校、約60人が参加した。

 南伊勢高校は南伊勢町のゆるキャラ「たいみー」を形にしたたい焼き「たいみー焼き」を作って町のイベントで販売したことや町の特産品などをギフトセットにして販売した実績を、相可高校生産経済科は「まごころコスメ」を同町の製薬会社と協働で開発し販売したことなどを、高浜高校は町の地場産業の瓦産業に注目し南伊勢高校の「たいみー焼き」にヒントを得て「○○焼き」を製作し全国展開しようと取り組んでいることをそれぞれ発表した。

 その後、高浜高校が取り組む「○○焼き」の名前を考えるためグループに分かれてワークショップを行い、「ご当地焼き」「ふるさと焼き」「まちキャラ焼き」「Sの絆焼き」などが挙がった。高浜高校の生徒は「『○○焼き』の名前を決めていただき、全国の高校生がそれぞれの地域で『○○焼き』を広めていただければ」と期待を込める。

 生徒たちは、相可高校の高校生が運営する高校生レストラン「まごの店」で昼食を取り解散した。

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