志摩市商工会館(志摩市阿児町)で3月19日、映画「ローマの休日」を鑑賞しながら映画について語り合うイベント「第14回三重映画フェスティバル~ぐるっと三重上映キャラバン2016~」が開催される。主催は同フェス実行委員会。
「東京物語」などの数々のヒット作品を持つ三重県出身の映画監督・小津安二郎の生誕100年を記念して2003年に開催したのがきっかけで始まった同フェスは本年度で14回を数える。「普段、映画を見る機会が少ない人に映画を楽しんでほしい」と県内各地で出張上映会を開いている。昨年度は同じく三重県出身の監督・市川昆生誕100周年記念イベントを開いた。
当日は、同実行委員会の藤田明さんが解説の後、オードリー・ヘプバーンやグレゴリー・ペックらが出演するウィリアム・ワイラー監督の映画「ローマの休日」(1953年、118分)を上演する。上演会終了後、座談会を開く。
13時開場、13時30分開演。定員100人(事前申込不要、先着順)。地域主役型の映画を集めた映画祭「賢島映画祭」を開催する「志摩ムービークルーズ」(志摩市大王町)が共催する。