今週末に迫った全米女子プロゴルフ協会（LPGA）公式戦「ミズノクラシック伊勢志摩」（11月2日～4日）開催に当たり、公式指定練習が10月30日から、近鉄賢島カンツリークラブ（志摩市阿児町）で始まった。合わせて大会会場の準備も着々と進んでいる。

　出場選手の全米女子プロゴルフ協会（LPGA）所属選手43人と日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）所属選手35人も決定し、志摩市全体も歓迎ムード一色になっている。志摩市と同市商工会は主要道路に約370本の歓迎のぼりを、鵜方駅前振興会は鵜方駅前の会員店舗前に選手一人一人の顔写真入りパネルを、近鉄賢島駅の賢島商店会は全選手の紹介ボードと応援メッセージ受付をそれぞれ設置した。

　会場設営は10月22日から行われており、放送席やスコアボードなどはほぼ設置が終わり、ギャラリープラザには出店者が店を構えるだけの状態になっていた。この日同CC内にメディアセンターも設置され、ゴルフ専門誌の「ゴルフダイジェスト」「パーゴルフ」など14社のメディアが取材を行っていた。昨年来場した報道関係者は練習日からの6日間に延べ約200社460人だったという。

　この日、練習のためグリーンに出た選手は朝9時の時点で宮里藍選手や不動裕理選手など約40人。各自がクラブの調整、パッティングの練習などを行っていた。

　昨年2日目に自己ベストの64をマークし単独トップで決勝ラウンドを迎えたが惜しくも優勝を逃した上田桃子選手。18番ホールでの練習を終えた同選手に、優勝者の副賞として志摩市から贈られる真珠のネックレスについて質問すると「今年はパールクイーンを目指します」とガッツポーズで応えてくれた。

　10月31日は練習と選手歓迎レセプション、11月1日は練習とプロアマトーナメントが予定されている。前売り入場料は2日＝3,000円、3日・4日＝4,000円。3日間セット前売り入場券は10,000円で販売中。枚数限定だが、志摩市観光協会（志摩市阿児町鵜方、TEL 0599-46-0570）では3日間セット前売り入場券を早割り特別価格のままの8,000円で販売している。

ミズノクラシック志摩市観光協会