志摩「合歓の郷」で叩き初め-ドラマー目指して4日間合宿

音楽合宿「ドラマーズイン」クラス別レッスン「サイレンサー」と言われる練習用の太鼓を叩いて練習している。

音楽合宿「ドラマーズイン」クラス別レッスン「サイレンサー」と言われる練習用の太鼓を叩いて練習している。

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 英虞湾に面して位置する自然体感型リゾート施設「合歓の郷(ねむのさと)」(志摩市浜島町大崎半島、TEL 0599-52-1214)内ミュージックキャンプで1月4日から4日間、「ドラム漬け」になる音楽合宿「ドラマーズイン」がスタートした。

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 2002年からスタートした同企画は、プロのミュージシャンが講師を務め、3泊4日で同施設に宿泊、ドラムやパーカッションなど打楽器についての技術や知識を学ぶというもの。最終日には参加者だけの成果発表コンサートも開催する。

 講師には、宝塚歌劇団のバック演奏もこなす門田茂先生、ラテンパーカッションの第一人者の石川武先生、近藤真彦さんなどのミュージシャンと共に活躍する春日利之先生の3人が就き、レベル別クラスレッスン、アンサンブルセミナー、レコーディングセミナーなどを教える。今回の参加者は中学生から社会人までの14人。神奈川県や千葉県、京都府などから参加し、3分の2の人が2回以上の参加経験を持ち、中には7年連続参加する生徒もいる。

 もともと1990年にヤマハ(静岡県)主催の音楽合宿「ヤマハビッグドラマーズキャンプ」を合歓の郷で開催。当時ジェフベックグループやレインボー、ホワイトスネイクなどのロックバンドで活躍していたコージー・パウエルさんらを講師に招き、全国からドラム技術を習得しようと参加者が伊勢志摩を訪れていたが、1997年に同キャンプが終了。その時講師を務めていた門田先生や生徒らの要望もあり、同じようなドラマーズキャンプができないかと2002年に合歓の郷主催で復活。今回で7回目を数える。

 同企画担当の桜井博司さんは「14歳の中学生から62歳の社会人まで幅広い世代が宿泊しながら同じセミナーを受け、参加者間でもそれぞれに刺激しあいながら自己研さんしていく。リズム楽器はジャンルを問わずひとつになれる楽器なので、世代間格差も4日間で無くなくなってしまうほど。興味のある人は、ぜひ次回から参加していただければ」と話す。

「合歓の郷」ウインターイルミネーション(伊勢志摩経済新聞)合歓の郷ヤマハビッグドラマーズキャンプ

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