「伊勢志摩ビーチラグビーフェスタ2022」が9月4日、大矢浜海水浴場(志摩市浜島町)で行われた。
【その他の画像】志摩市大矢浜排水浴場で開かれたビーチラグビーフェスタ
ビーチラグビーは、1990(平成2)年に日本発祥のビーチスポーツとして誕生。5人制で5回の攻撃権を使い、後方へパスを回しながら相手ゴールへ前進して攻撃する。タックル禁止の代わりにタッチされると1回の攻撃権を失ったり、攻撃権を持つ間に1回だけ前へ投げることができたりする独自の競技ルールを持つ。プロチームはなく、全国各地で大会が開催され、競技人口は約1万人。
同フェスタは2018(平成30)年に第1回大会を行い、今大会は3年ぶり3回目。志摩高校(志摩市磯部町)ラグビー部OBたちのチームや高校生や大学生のチームなど30チーム約300人が試合に臨んだ。
この日は台風11号の影響による不安定な天気ながらも青空と太陽の下で、時折降る雨に打たれても選手たちは試合を楽しんでいた。畿央大学(奈良県北葛城郡)3年生の女性選手は「コロナ禍で試合や練習もほとんどできなかった2年間だったが、今回伊勢に来て参加できて楽しかった」と話す。