世界最高峰の自動車レース「2023 FIA F1世界選手権シリーズ Lenovo 日本グランプリレース」(以下F1)が9月22日、鈴鹿サーキット国際レーシングコースを舞台に開幕した。
【その他の画像】鈴鹿F1日本グランプリ開幕 アルファタウリ・ホンダの角田裕毅選手
F1日本グランプリレースは、今シーズン17戦目。10チーム20台が世界各国を転戦してレースが行われている。現在までに12勝を挙げているレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手と共に、日本人として唯一参戦するアルファタウリ・ホンダの角田裕毅選手にも注目が集まる。角田選手はカート時代から同サーキットに通い、「鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ部門(SRS-Formula)」の卒業生。卒業後のF4時代でも何度も同サーキットで腕を磨いてきた。
初日は3回のフリー走行が行われ、4万2000人のファンが会場を訪れた。1回目のフリー走行でフェルスタッペン選手はトップタイムを記録。2番手は前戦で今季初優勝を飾ったフェラーリのカルロス・サインツ選手、3番手はマクラーレンのランド・ノリス選手。角田選手は1回目のフリー走行で5番手のタイムを記録した。フェルスタッペン選手は3度のフリー走行いずれもトップタイムをマークした。
角田選手はファンからのサインの要求にも快く応じるなど、和やかな雰囲気の中、リラックスした様子だった。
23日は公式予選が15時から、24日は同コースを53周走る決勝レースが14時から行われる。