食べる 見る・遊ぶ 買う

志摩スペイン村「スプリング フィエスタ」 ミュージカルやフラメンコ一新

志摩スペイン村「スプリング フィエスタ」 ミュージカルやフラメンコ一新(撮影=加藤直人)

志摩スペイン村「スプリング フィエスタ」 ミュージカルやフラメンコ一新(撮影=加藤直人)

  • 77

  •  

 志摩スペイン村パルケエスパーニャ(志摩市磯部町)が2月8日から、キャラクターミュージカルやフラメンコショーなどのアトラクションを一新し、イチゴスイーツなど春の飲食メニューをそろえた「スプリング フィエスタ」をスタートさせた。

【その他の画像】志摩スペイン村「スプリング フィエスタ」

[広告]

 「不思議の国のアリス」の世界観をモチーフにしたウオークスルー型の屋内アトラクション「アリス イン ダークランド」は、18年ぶりのリニューアル。ハート型の魔法の杖を手に不思議の国を冒険し、ダークランドを支配するハートの女王に立ち向かうアトラクション。

 屋根付きの屋外劇場・コロシアムで行われていたキャラクターミュージカルは、スペイン舞台のオペラをテーマに5年ぶりの創作。「ドンキホーテのグラン・ガラ・デ・オペラ~帰ってきたテアトロ・ラ・マンチャ~」は約25分間、1日2回公演する。高さ5.6メートル、幅11メートルのステージ背景が、「オペラ会場」「スペインの街並み」「宮廷」「闘牛場」4種類の絵柄に切り替わり、4種類合わせた約44メートルのロールスクリーンを使って演出した。モーツァルトやロッシーニの名曲の数々をポップにアレンジした新しいミュージカルに仕上げた。

 毎年新しく更新する同園人気のフラメンコショー。今回は、スペインの作曲家・マヌエル・デ・ファリャの作品「恋は魔術師」から着想を得て、自由と欲望、愛の世界を表現した作品に。タイトル「カンデラ」の上演時間は約25分間、カルメンホールで1日2~3回上演(鑑賞料=700円、予約制)。振り付け、演出は、スペイン舞台芸術の世界で活躍する舞踏家・振付師のダニエル・ドーニャさん。

 南伊勢町で生産されるマダイ「伊勢まだい」と英虞湾や五ヶ所湾で生産される「ヒオウギ貝」などの伊勢志摩の海の幸を使ったパエリヤ(4,500円)はレストラン「アルハンブラ」で(注文は2人分から)、ホテル志摩スペイン村「ヒラソル」では春ランチ「フェリア・デ・プリマヴェーラ」(3,000円)のメニューを、レストラン「アミーゴ」では「ダルちゃんパフェ」(900円)、チュロス専門店「チュレリア」では「いちごミルクチュロス」(500円)、カフェ「ミ カサ」では「かおりのいちごのクレーププレート」(セット1,700円)を用意。イチゴは三重県が開発したイチゴ品種「かおり野」を使い「いちごまつり」を開催する。

 昨年、開園30周年を迎えVチューバーの起用やポケモンとのスペシャルイベントなどが功を奏し、昨年4月から今年1月までの10カ月間の入園者数が約12万3800人を超え、前年度1年間の入園者数約11万6600人をすでに上回っているという。同パークに隣接するホテル志摩スペイン村でも、昨年11月の1カ月間に約1万1000人が宿泊。同ホテル開業時の1994(平成6)年同月に記録した約1万3000人に次ぐ記録を更新した。

 志摩スペイン村村長で社長の影山豊さんは「昨年30周年を迎え、多くの人に来園いただきとてもありがたかった。今年も昨年の勢いをそのままに、多くの人に楽しんでもらいたい」と話す。

 スプリング フィエスタは4月6日まで。

伊勢志摩経済新聞VOTE

現在お住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース